2017年 02月 25日

2.19シンポの予稿集完売のお詫びと 記録集発刊の予告

219日(日)公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」には、大勢の皆様にご参加いただきありがとうございました。

一般入場者(賛助会員含む)368名・実行委員19名・講師4名の計391名が参加され、先着順お一人1冊限りで頒布した予稿集は、昼までに完売となりました。

現在、予稿集の追加増刷の予定はありませんが、予稿集購入希望のご連絡を多数いただいていることから、予稿集の内容に加えて、パネルディスカッションの記録や参加者の感想、アンケート集計結果、さらに、シンポジウム前1年間の学習会の講演要旨などを加えた報告集を『やちくりけん』第2号として、527日発刊し、日本考古学協会総会の図書交換会などで頒布することとしました。

つきましては、予稿集ご希望の方は、シンポジウム報告特集掲載の『やちくりけん』第2号をお買い求めくださるよう、お願い申し上げます。

なお、今回のシンポジウムは、10年前の開催した「シンポジウム印旛沼周辺の弥生土器」の実行委員会と同様に、21名の実行委員と15名の賛助会員の会費と奉仕で運営いたしました。これらの皆様に感謝申し上げると共に、至らなかった点につきましてはなにとぞ、ご容赦くださいますようお願いいたします。




[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-25 14:46 | ☆やちくりけんからのお知らせ | Comments(0)
2017年 02月 25日

講師の先生方と記念撮影

2月19日のシンポジウムのお昼休みに、講師の先生方の記念撮影。
ついでに、近くにいた実行委員も加わって、一緒に撮りました。
f0095754_14382360.jpg
f0095754_14380952.jpg


[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-25 14:39 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 22日

2.19岩名天神前遺跡シンポジウム速報 Ⅴ

公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」では、4人の講師のご講演のあと、午後3時から、春成・石川・設楽先生(春成先生いわく「HIS」トリオ!)に登壇いただき、小林青樹委員長の司会でパネルディスカッションを行いました。
司会から、①再葬墓の事態とは、②そのころ何を食べていたか、③再葬墓が消える時代とは、などをテーマに進めようと提案があり、各先生方のヒートアップした討論が繰り広げられました。

 この時代の特徴は、小さなムラが大きなハカを造った時代で、成人への仲間入りの抜歯⇒死者への仲間入りの葬儀が重要視され、再葬は究極の通過儀礼であった。
壺再葬墓の後に方形周溝墓が普及してきても、その溝の隅に立て掛けるような壺再葬墓が営まれ、また遺骨への執着は現代にも継続している。
 抜歯風習の系統から半族による双分性社会であったらしいが、土井ヶ浜では祖先系譜の違う2系統が一緒に再葬されていること、再葬用土器はアワ・キビ・イネ食に伴って普及する貯蔵用壺の転用で、一部は煮炊き痕もみられるとか。(人骨を煮沸したという春成説もあるが、儀礼の煮沸か?)
総じて、日本列島の弥生前中期は、九州ではイネ、東日本ではアワ・キビ主体の複合的農耕が入ってきた文化の転換点であり、そういう意味からも佐倉市の岩名天神前遺跡は、市民のみならず国民にとって重要な遺跡であり、また再調査や過去の調査記録の再検討も必要であると結論付けられました。

 午後4時過ぎに、シンポジウムの日程を終了、聴講の方々が退場したあと、講師の先生と実行委員、一部賛助会員の皆さんで記念撮影をしました。

f0095754_9335454.jpg



f0095754_9379100.jpg


f0095754_9373168.jpg


f0095754_940682.jpg



f0095754_9381437.jpg


f0095754_93931.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-22 09:40 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 22日

2.19岩名天神前遺跡シンポジウム速報 Ⅳ

公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」の最後の講演は、石川日出志先生の「東日本弥生文化の変革」。
弥生時代は、縄文の伝統に大陸文化が波及する変貌の時代で、その変化は地域差に富む。壺再葬墓の時代は弥生前期~中期前葉までの関東~東北南部に限られた墓制で、縄文晩期の遺跡の場所に小集落が分散し、縄文のトチ・マメに雑穀と稲作の複合的な生業を営み、再葬の共同儀礼で結束していたらしい。
 そして、中期中葉に壺再葬墓が消え、方形周溝墓が定着する頃、本格的農耕社会が形成される変動の時代となる。
 スライドを駆使したアクティブなご講演で、弥生前中期の具体的な歴史の流れがよくわかりました。

f0095754_9291756.jpg



f0095754_9293512.jpg



f0095754_9301137.jpg



f0095754_9303721.jpg



f0095754_9305993.jpg


[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-22 09:31 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 22日

2.19岩名天神前遺跡シンポジウム速報 Ⅲ

公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」午後の部の講演は、設楽博己先生の「再葬墓集団のくらし」と、石川日出志先生の「東日本弥生文化の変革」です。
設楽先生は、住居址や集落、農耕の証拠が少ない東日本の弥生初期~中期前半実態の中で、弥生前期の中屋敷遺跡の炭化種実が米とアワと少量のキビであること、イネの導入にシンクロする壺形土器の比率、土掘り具としての打製石斧の大型化傾向などから、この再葬墓の時代の農耕の形態についてわかりやすくお話され、最後に弥生中期後半の東関東の斜め上を向く人面付土器について、大洞C2式土偶の影響かという興味ある指摘をされました。

f0095754_924128.jpg



f0095754_9242030.jpg



f0095754_9244977.jpg



f0095754_9251718.jpg



f0095754_9253262.jpg


[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-22 09:25 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 22日

2.19岩名天神前遺跡シンポジウム速報 Ⅱ

公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」の講演の最初は、大塚初重先生の記念講演「シンポジウム開催にあたって-岩名天神前遺跡発掘の思い出」です。
1963年の岩名天神前遺跡での弥生の壺発見時の杉原荘介先生のエピソードを交え、調査により壺内から人骨を検出、再葬墓研究の突破口となった考古学史上の意義などを述べられた感動的なご講演でした。

続いて、春成秀爾先生の「再葬の世界」の講演は、「再葬」の意味と、縄文早期の上黒岩遺跡・縄文晩期の伊川津遺跡・弥生前期の土井ヶ浜遺跡・古墳時代の物井1号墳における再葬の風習、それらのなかでの岩名天神前の再葬墓について、興味深い内容でした

f0095754_93416.jpg



f0095754_933952.jpg



f0095754_94528.jpg



f0095754_942824.jpg



f0095754_953217.jpg



f0095754_95568.jpg


f0095754_965266.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-22 09:07 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 21日

2.19岩名天神前遺跡シンポジウム速報 Ⅰ

 2017年2月19日(日)、一年以上前から準備してきた公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」開催の日。
朝早くから実行委員メンバーが佐倉市民音楽ホールに集合し、手際よく会場設営し、9時半ごろに入場者の受付を開始、10時半に小林青樹実行委員会長の趣旨説明からシンポジウムのプログラムがスタートしました。
来場者数は約4百人近くにのぼり、一人一部で限定販売された350冊の予稿集は午前中で完売となりました。
f0095754_20472278.jpg


f0095754_20481814.jpg

f0095754_20485426.jpg

f0095754_8531010.jpg

f0095754_854288.jpg

f0095754_20493239.jpg


f0095754_20502783.jpg


f0095754_2051914.jpg


[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-21 20:51 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 16日

岩名天神前遺跡のシンポジウム予稿集が完成しました

2月16日(木)、佐倉市市民活動サポートセンターにて、幹事数名で予稿集の印刷・製本作業を無事終了し、2月19日岩名天神前遺跡のシンポジウムへ向けての準備が整いました。
33ページの立派な内容の予稿集です。限定350冊、先着順一冊500円(講演会聴講は無料)で配布します。必要な方はお早めにご来場ください。

f0095754_20401096.jpg


f0095754_20404884.jpg


f0095754_20411012.jpg


[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-16 20:42 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2017年 02月 16日

シンポジウムに向けて幹事会と実行委員会を開催しました

 1月7日(土)午後1時から、岩名天神前遺跡シンポジウムの幹事会を開催しました。
 シンポジウムの会場となる佐倉市民音楽ホールの二階の臼井公民館に、9名の幹事のほか、実行委員の村田一男先生、委員長の小林青樹先生にもお越しいただき、2月19日に開催するシンポジウム当日の運営やパネルディスカッションで明らかにする要点について打ち合わせをしました。
 音楽ホールは、定員600名。講師の先生も弥生文化を明らかにする現在最高のメンバーです。市民と若手研究者による企画と自主運営でのシンポジウム、あとは雪が降らないよう祈るだけです。
f0095754_18103631.jpg(佐倉市民音楽ホール入口)

f0095754_18105139.jpg(音楽堂ホールのストリートオルガン)



 1月28日(土)午後1時半からは、佐倉コミュニティセンター第二会議室にて、実行委員会を開催しました。 
 10名の実行委員が集まり、当日までの準備や当日の段取りを決めました。
f0095754_18232329.jpg

f0095754_18234267.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2017-02-16 18:27 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 12月 06日

岩名天神前遺跡の縄文晩期終末期資料の見学会

 12月5日(月)午後から、来年2月19日の公開シンポジウム「佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代」にむけて、岩名天神前遺跡の縄文晩期終末期資料の見学会を、佐倉市教育委員会のご厚意により佐倉市弥富文化財収蔵庫で開催し、シンポ実行委員を含む15名が参加しました。
実見した資料は、自主研修グループ縄文終末期研究会が1991年に岩名天神前遺跡で調査した出土遺物で、縄文土器の中でも希少な縄文晩期終末期や弥生中期の土器片です。
それぞれが熱心に観察した後、今回の資料が示す特徴などの総括の意見交換を行いました。
終わって外に出ると、薄暮の中に旧弥冨小学校舎の姿が浮かんでいました。
f0095754_22583648.jpg
f0095754_2259766.jpg

f0095754_23054.jpg
f0095754_2303173.jpg
f0095754_2312248.jpg

f0095754_2314284.jpg
[PR]

# by yatikuriken | 2016-12-06 23:02 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 12月 06日

岩名天神前遺跡の縄文晩期終末期資料の見学会の土器

11/5に佐倉市文化財収蔵庫で実見した岩名天神前遺跡の縄文終末期の土器の写真です。

1号土坑出土遺物と2号土坑の覆土中の遺物。 安行・前浦式が多い。
f0095754_1828118.jpg

大洞A式期に比定される浮線系土器(1号土坑 左は氷Ⅰ式に似る)
f0095754_183119100.jpg

(安行1式?)2号土坑
f0095754_18334549.jpg

前浦式の土器
f0095754_18361878.jpg

変形工字文の浮線文系土器
f0095754_183744.jpg

安行式?
f0095754_18374477.jpg

弥生前期の土器か? (左は伊豆の新島の遺跡の土器に似るとか。右は報告書になかった謎の土器)
f0095754_18383465.jpg

安行3b期の典型的な製塩土器( 口縁をヘラで水平にカット。土器表面には剥離した痕)
f0095754_1840540.jpg

報告書にはない時期不明の謎の底部土器( 網代痕と種子の圧痕が見られる)
f0095754_184159.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2016-12-06 22:30 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 11月 29日

12/5 岩名天神前遺跡の縄文晩期終末期資料の見学会

  佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会事務局から
 実行委員・賛助会員の皆様へ

 皆さまには、来年2月19日の公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~佐倉市岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」シンポジウムに向けて、多大なご支援ご協力をありがとうございます。
 これまで5回の学習会、2回の現地見学会、2回の資料見学会を終え、また諸団体・施設宛てのポスター・チラシの配布作業も順調に進み、今後は当日講演要旨集の編集・作成と、明大博物館などからの資料借用手続きなどに取り組んでまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。

 さて、来週12月5日(月)午後から、7月の学習会「縄文時代の岩名天神前遺跡」で検討した平成2年(1991)の「自主研修グループ縄文終末期研究会」の発掘調査報告に関連して、同研究会の発掘による出土遺物を実見する機会を、佐倉市教育委員会のご厚意で持つことになりましたので、下記の通りご案内いたします。

【12/5 岩名天神前遺跡の縄文晩期終末期資料の見学会】
12月5日(月)13:30~16:00頃まで
 自主研修グループ縄文終末期研究会が1991年に調査した出土遺物(縄文晩期終末期の土器片などの資料)を実見します。

☆集合場所と時間(厳守)
①13:30 佐倉市弥富文化財収蔵庫(旧弥冨小学校)集合
②車の方 (①がかなりわかりにくいので不安な方)
 13:20 セブンイレブン佐倉岩富店集合
 地図⇒https://cvs-map.jp/spot/924373
②電車の方 13:00JR佐倉駅南口集合。車で送迎しますので必ずご予約下さい。

☆当日参考資料:見学対象は「佐倉市岩名天神前遺跡調査報告」『印旛郡市文化財センター研究紀要6』に掲載されていますので、同資料をお持ちください。入手困難な方はご連絡ください。

☆ご参加の方は、スリッパをご持参ください。

☆見学会の主催団体名:「やちくりけん佐倉」
[PR]

# by yatikuriken | 2016-11-29 09:55 | ☆やちくりけんからのお知らせ | Comments(0)
2016年 11月 28日

11/26 幹事会(サポセンでチラシ印刷と送付作業)

 11月26日(土)午後から、佐倉市市民活動サポートセンターで、岩名天神前遺跡シンポ実行委員会の幹事会を開き、来年2月19日に開催する岩名天神前遺跡の再葬墓についてのシンポジウムのチラシ3500枚の印刷と諸団体・施設宛てのポスター・チラシの送付作業をしました。
 サポセンのリソ印刷機は最新機種で順調に動き、小分け作業も7人の実行委員が協力して2時間位で終えることが出来ました。
近日中にはいろいろな施設や市民の皆さんの手もとに届くことでしょう。
 作業終了後、幹事会の打ち合わせを行い、今後のスケジュールなどを確認しました。

f0095754_1084933.jpg
f0095754_1092194.jpg
[PR]

# by yatikuriken | 2016-11-28 10:03 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 10月 24日

2017.2.19 「岩名天神前遺跡と再葬墓の時代」シンポジウム ポスター

2017.2.19 「岩名天神前遺跡と再葬墓の時代」シンポジウムのポスターができました。

f0095754_10142258.jpg


佐藤兼理さんのデザインで、Wは印旛沼、赤い点は天神前遺跡の場所をデザインしたとのことです。

印刷用版下(PDFファイル)が必要な方は、事務局までご連絡ください。
[PR]

# by yatikuriken | 2016-10-24 10:15 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2016年 10月 24日

2016.10.23 明大博の企画展「再葬墓と甕棺墓」を見学

 10月23日(日)午後3時半から、佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会が主催して、明治大学博物館企画展の見学会が行われました。
 参加者は23名で、同博物館忽那先生の解説で、昨日から始まった企画展「再葬墓と甕棺墓ー弥生の墓の東西」を見学しました。
f0095754_1011424.jpg

f0095754_1013663.jpg


 「関東の再葬墓」では、茨城県殿内遺跡、群馬県岩櫃山遺跡の次に、岩名天神前遺跡の出土土器や人骨、副葬品など、「九州の甕棺墓」では佐賀県桜馬場の壺棺などが、圧倒的な存在感で展示されていました。

f0095754_102510.jpg

f0095754_102346.jpg

 
 忽那先生の解説のあと、植田さんに岩名天神前遺跡の再葬墓土器の特徴を詳しくお話してもらいました。
 岩名天神前遺跡の再葬墓群は、短い期間の土器群で、またいろいろな系統の土器が集まっているという特徴があるとのことでした。
 
f0095754_103141.jpg


 見学会終了後、近くの居酒屋で懇親会を開き、たのしく懇談しました。
f0095754_1032415.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2016-10-24 10:04 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 09月 23日

2016.9.22岩名天神前遺跡についての学習会と見学会

9月22日は、朝からあいにくの大雨でしたが、学習会場の佐倉コミュニティセンターには26名が参加、1時半から3時45分まで、植木雅博さんには、「岩名天神前遺跡再葬墓出土土器の再検討」、杉山祐一さんには、「塙台遺跡から岩名天神前遺跡を解き明かす」についてお話しいただきました。

植木さんの講演では、壺再葬墓(弥生再葬墓)以前にみられる再葬の概略、天神前遺跡の土器の再実測の過程でわかったことや生じた疑問、さらに壺再葬墓終焉以降の墓制などについて、説明いただきました。
f0095754_1131751.jpg


f0095754_1133247.jpg


杉山さんの講演では、シンポ実行委員会の「岩名天神前遺跡の再評価にあたってなにが重要なのか」という目的を示し、新しい研究手法や成果の応用により遺跡の再吟味をしつつ、同時代の日本列島や東日本の中でのこの遺跡の位置付けを明らかしていくこと、そして、今回の学習会では、近隣の類似遺跡との比較という具体的な試みとして、多古町の塙台遺跡の発掘調査事例を紹介、両遺跡の類似点と相違点をあきらかにされました。特に両遺跡の土器系統がひろく関東・中部に、塙台ではさらに東海や南東北に及ぶことなど興味深い内容でした。
f0095754_1133232.jpg


また、今回の学習会でのお二人の講演では、最新の研究内容を一般の方にわかりやすくという目標も達成できたと思います。

学習会が終わる3時半過ぎ、雨も上がって霧雨交じり程度に。4時から予定通り岩名天神前遺跡とその周辺の見学会を行い、遺跡の立地を歩いて見ていただき、5時に京成佐倉駅北口で終了しました。
f0095754_11341215.jpg


f0095754_11343053.jpg

夜は、京成佐倉駅南口近くの「シンラ」で懇親会。いつものように盛り上がりました。
[PR]

# by yatikuriken | 2016-09-23 11:36 | ☆活動日誌 | Comments(0)
2016年 09月 12日

2016.10.23明大博「再葬墓と甕棺墓」展見学会のお知らせ

2016年10月23日に「佐倉市岩名天神前遺跡の再葬墓」をテーマに、明治大学博物館で開催中の企画展「再葬墓と甕棺墓」を、博物館学芸員の忽那敬三先生の解説で見学しますので、どうぞご参加ください。

☆集合
 日時:2016年10月23日(日)午後3時15分
 場所:明治大学アカデミーコモン 地階 博物館前 ロビー

     (お茶ノ水駅から徒歩5分)

☆ 展示解説講師:忽那敬三先生(明治大学博物館学芸員)

☆日程
 15:15~15:25  集合、連絡事項伝達
 15:30~16:00  忽那先生の解説で、企画展「再葬墓と甕棺墓ー弥生の墓の東西」を見学
 16:00~17:00  自由見学(企画展・常設展)
              企画展では、岩名天神前遺跡をはじめ東日本の再葬墓と、西日本の甕棺墓がご覧いただけます。
 17:30~       御茶ノ水駅近辺で懇親会

☆主催:佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会
     (2017年2月19日に開催する公開シンポジウム「東国弥生文化の謎を解き明かす~岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」主催する実行委員会です。)

☆参加申し込み
 ご参加の方は、懇親会の出欠も共に、蕨由美(sawarabi-y◎nifty.com←◎を@に替えてください)か、杉山祐一宛てに、メール・FAX・はがきで、10月20日までにご連絡ください。

f0095754_14353194.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2016-09-12 14:45 | ☆やちくりけんからのお知らせ | Comments(0)
2016年 08月 29日

「佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会」入会へのお誘い

                                                      2016年9月吉日
         「佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会」入会へのお誘い  

                                 佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会
                                     委員長(奈良大学文化財学科教授) 小林 青樹

京成佐倉駅から徒歩5分のところにある岩名天神前遺跡は、1963年から1964年にかけて明治大学の杉原荘介博士が発掘した縄文時代晩期から弥生時代中期の遺跡です。弥生時代の土坑に納められた複数の壺の中に人骨が入っていたことから、それまで謎とされてきた遺構の性格は墓であることが確認され、しかも遺体を複数回処理する再葬墓であることがはじめて明らかになりました。この成果によって、本遺跡は、考古学研究の歴史上でも極めて重要な位置を占め、全国的に有名になりました。
岩名天神前遺跡の発掘から50年がすぎ、再葬墓に象徴される東日本における初期弥生時代の研究は着実に進みました。しかし、当時の人々の衣食住などについては不明な点が多く、謎の時代ともされています。また、こうした重要な遺跡であるにもかかわらず、残念ながら地元ではあまり知られていません。
印旛沼周辺地域の特性と文化遺産の重要性を市民とともに学ぶ継続的な研究活動を目的に、2005年12月に結成された八千代栗谷遺跡研究会では、2006年にシンポジウム「印旛沼周辺の弥生土器」を開催し、その後も八千代市域や佐倉市域を中心に、学習会や見学会などを続けてきました。
今般、岩名天神前遺跡発掘50年を記念して、同遺跡と再葬墓の時代をテーマに、市民と研究者がともに考えるシンポジウムを実施したいと考え、「佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会」を組織いたしました。今回も、前回の2006年のシンポジウムと同じく、行政や財団などの主催ではなく、「市民の考古学」の趣旨に賛同する研究者と市民ボランティアによる学術的なシンポジウムの開催となります。
つきましては、資料をご参照の上、趣旨にご理解をいただき、佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会の実行委員、または賛助会員としてご参加・ご協力いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

会費は次のとおりです。実行委員及び賛助会員の方は、ご希望されない方を除いて、当日資料集にご芳名を掲載し、併せて資料集を無料にて進呈いたします。
 (1)実行委員 1口 10,000円 1口以上
 (2)賛助会員 1口  5,000円 1口以上
[PR]

# by yatikuriken | 2016-08-29 22:06 | ☆2017シンポジウム特集 | Comments(0)
2016年 08月 03日

2016.9.22岩名天神前遺跡についての学習会と見学会のお知らせ

☆日時:9月22日(祝)13:30*~17:00
    *実行委員の皆さまは、会場設営と事務連絡のため、13:00にご集合ください。

☆会場:佐倉コミュニティセンター第一・第二会議室
     京成佐倉駅北口左横の「ミレニアムセンター佐倉」内
     部屋は「やちくりけん佐倉」で借りています。

☆主催:佐倉市岩名天神前遺跡公開シンポジウム実行委員会
     事務局:「やちくりけん佐倉」

学習会
 13:30~14:20 植木雅博氏 講演「岩名天神前遺跡再葬墓出土土器の再検討
 14:30~15:20 杉山祐一氏 講演「塙台遺跡から岩名天神前遺跡を解き明かす
 15:30~15:50 岩名天神前遺跡シンポ実行委員会からのお知らせなど

見学会
 16:00~17:00 岩名天神前遺跡とその周辺の遺跡を徒歩で見学します。
     ミレニアムセンター=10分=山崎八幡神社・岩名麻賀多神社・宮前中央公園(天神前遺跡)
     =5分=山崎ひょうたん塚古墳=15分=京成佐倉駅  

☆懇親会 17:30~京成佐倉駅近辺にて

☆参加される方は、蕨(sawarabi-y☆nifty.com=☆を@に変えて入力してください) までご連絡くださるか、コメント欄でお知らせください。

f0095754_16274759.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2016-08-03 14:17 | ☆やちくりけんからのお知らせ | Comments(0)
2016年 07月 31日

2016.7.30 岩名天神前遺跡シンポ実行委員会の発足&学習会「縄文時代の岩名天神前遺跡」

f0095754_19155562.jpg
7月30日(土)午後から、臼井駅近くの臼井公民館集会室で、岩名天神前遺跡シンポ実行委員会の発足会議と、学習会「縄文時代の岩名天神前遺跡」を行いました。
梅雨明けの暑い中、29名が参加、来年2月に実施する「岩名天神前遺跡と再葬墓の時代~」公開シンポジウムに向けて、小林青樹先生を委員長に、シンポジウム実行委員会を立ち上げ、実行委員会の会則や役員の決定し、役割分担、今後のスケジュール確認など確認しました。
小林委員長から、行政や研究機関ではなく、市民が開催することの意義を認識し、シンポジウムまで半年間、学習会や見学会の積み重ねのプロセスや市民との交流を通じて地域に成果を還元できるシンポジウムにしていくことが肝要とのアドバイスをいただきました。

後半の学習会は、春成秀爾先生と設楽博己先生もご参加いただき、常松さんが「縄文時代の岩名天神前遺跡」の題名で講演を行いました。
岩名天神前遺跡は、弥生の再葬墓と共に、これまでの研究史から、縄文後晩期を中心に豊富な遺物が確認でき、その立地を含めた特徴を明らかにされました。

終わってから、会場の向かいの沖縄料理店での懇親会も、春成先生・設楽先生のお話をじっくりお伺いでき、充実した時間でした。
次回のシンポジウムのプレ講座は、9月22日午後から、京成佐倉駅北口のミレニアムセンターで実施する予定です。

f0095754_19161113.jpg
f0095754_1916457.jpg
f0095754_1917186.jpg
f0095754_19173337.jpg

[PR]

# by yatikuriken | 2016-07-31 19:18 | ☆活動日誌 | Comments(0)